2013年6月10日月曜日

7. 安倍仲麿

遣唐使の一員として、吉備真備、玄昉らとともに唐にわたった。当時の唐は、玄宗皇帝の治世の時代で、唐の最盛期だった。

当時の日本は、発展途上国。しかし仲麿は、玄宗皇帝にも覚えが高く、多くの中国人の友人にも慕われていたという、まさに国際人だった。

この歌は、日本への帰国に際して歌った歌。しかし、仲麿の乗った船は座礁し、仲麿は唐にもどり、ついに日本の地を踏むことはなかった。

この歌は、伝聞で伝わったのか、あるいは、別の人物の歌を、彼の境遇に当てはめたのか。

この歌集が編まれた頃は、日本から宋に渡り、向こうで役人として活躍するなどは、あまり想像できなかったのではないか。

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