百人一首ノート
2013年6月8日土曜日
5. おくやまにもみじふみわけ
おくやまに もみじふみわけ なくしかの こえきくときぞ あきはかなしき
この歌集の中でも屈指の名歌。
紅葉の視覚、鹿の声の聴覚、そして、もの悲しい、という感情、が見事に調和している。
おくやま、もみじ、なく、しか、こえ、あき、かなし。いずれも、あまりにも当たり前すぎる言葉だが、それを組み合わせることで、これだけの名歌が生まれる。
また、わずかこれだけの言葉で、いかの多くのことが表現できるか、の見本といえる。
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