あまつかぜ くものかよいぢ ふきとぢよ おとめのすがた しばしとどめむ
宮廷で、大嘗祭や新嘗祭で行われる、五節の舞で舞っている舞姫を、天女にみたてて詠んだ、といわれる。
五節の舞という行事は、吉野に逃れた天武天皇が、祭りを行っている時に、天女が現れた、という伝説に基づいている。
天武天皇の妻、持統天皇は、この和歌集の2番目に登場している。
冒頭の天つ風ということばは、天女を連想させる。
風に対する祈りの歌としては、菅原道真の、東風吹かば、という歌を思い出す。
先の参議篁の歌と同様に、他人に対する依頼、願いをテーマにした歌になっている。
0 件のコメント:
コメントを投稿