2013年12月29日日曜日

31. あさぼらけありあけのつきとみるまてに

あさぼらけ ありあけのつきと みるまでに よしののさとに ふれるしらゆき

雪明かりを、月の光と間違える、という趣意は、中国の漢詩にもあるという。おそらく、そこからヒントを得たのだろう。

それを、吉野の地を舞台として詠むことで、都から遠く、山の上にしんしんと降る雪を連想させている。

冒頭の、あさぼらけ、という言葉が、実にいい。

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