2013年12月28日土曜日

26. 貞信公

貞信公は、いわゆる諡名。藤原忠平。関白基経の子で、兄は、24番の歌の作者、菅原道真と政治的なライバルだった藤原時平の弟。

兄の時平が、道真の祟りで死んだ後、関白太政大臣の地位に付き、藤原氏の安定に大きな貢献をした。

24番の歌では、道真が同じ宇多上皇の行幸に同行した際に、紅葉を神に捧げているが、この歌では、息子の醍醐天皇のために歌っている。

学問の神で、理想的な政治姿勢を持つ道長と、あくまでも地上の権力にこだわる、忠平の違いを象徴するような内容になっているのが面白い。

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