2013年8月24日土曜日

13. つくばねのみねよりおつるみなのかは

つくばねの みねよりおつる みなのかは こいぞつもりて ふちとなりつる

古代から歌垣がおこなわれていたという、筑波山を歌材としている。

そうした伝説を裏付けるような名前の男女川という地名を使い、そこに恋が積もって、淵になった、という言葉遊びをしている。

おそらく、本人は訪れたことがない、頭の中にある知識のみから詠まれた歌だが、そうした空想を歌うことで、自分の恋心を表している。

あるいは、そうした自分の恋心自体も、実体がなく、単なる歌、だけなのかもしれない。

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