はるすぎて なつきにけらし しろたえの ころもほしてふ あまのかぐやま
天智天皇の第1句とは、まったく趣の違った歌。
春から夏にかけての華やか雰囲気が、その言葉から感じられる。
天香具山という、よく知られた場所も読み込まれている。最後に地名を置くのは、よく使われる手法だ。
しかも、これは、天皇の地位にある人物が詠んでいるということで、国見の歌とみ捉えることができる。
天皇の善政のせいで、天変地異もなく、季節が過ぎ、新しい季節が訪れ、恒例となっていることも、滞りなく行われている、という風にも読める。
今の感覚からすると、ころもほしてふ、のてふ、はしっくりこない。
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