2013年5月29日水曜日

2. 持統天皇

天智天皇に続き、その娘の持統天皇が2番目に登場する。

冒頭の最初の二人は天皇で、しかも親子。天皇に対する敬意、そして、父から子に王位が継承されるということから、和歌の伝統もそのように伝えらて来たということを意味するのか?

持統天皇は、父の弟にあたる後の天武天皇に嫁ぎ、父の子供、大友皇子とは敵同士となって戦い、その夫の死後、自ら天皇となった。

何とも数奇な運命としかいいようがない。

第1句の天智天皇は、大化の改新という改革を主導しながら、近江への遷都が失敗し、大友皇子への皇位継承も失敗した。それを意識したのか、少し寂しい感じの歌だった。

一方の持統天皇は、その後の政権の基礎を築いた、ということもあってか、実に華やかな、目出たい感じの歌になっている。

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