2014年6月8日日曜日

40. しのふれといろにいてにけりわかこひは

しのふれといろにいてにけりわかこひは ものやおもふとひとのとふまて

この歌と、次の41番の歌は、960年、村上天皇の午前の歌合わせで競い合い、最後は、天皇自らの判定で、この歌が勝ちとなった。

心の奥にとどめているはずの恋心だが、あまりのその思いが強いために、表面に出てしまい、それが他人にもあからさまにわかってしまう、という内容。

31文字という短い形式でありながら、恋をして、その思いが強くなり、表面に出てしまい、人が尋ねるようになる、という、まるで短編小説のような内容になっている。

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