2014年6月8日日曜日

39. あさちふのをののしのはらしのふれと

あさちふのをののしのはらしのふれと あまりてなとかひとのこひしき

前の句で、浅茅生の小野の篠原、という名詞を冒頭に出して、篠と忍ぶという言葉をかけて、後半には、ただ人恋しい、という恋心を詠っている。

忍ぶれど・・・恋しき、と前と後ろの句の最後が、この歌のテーマを表している。

あまりて、思いあまって。などか、どうして。という言葉も、深い恋の思いをよく言い表している。

具体的な地名を伴った情景、その中の言葉の連想から、気持ちを引き出して、後半で、自分の思いを語る。和歌のひとつの典型的なパターンを表している。

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