わびぬれば いまはたおなじ なにはなる みをつくしても あはむとぞおもふ
この身を尽くしても、あなたに会いたい、という激しい恋を歌っている。
前の歌と違い、こちらは、最初と最後に心情が歌われ、間に情景が入って、それが後半の心情表現との掛詞になっている。
”澪標”と”身を尽くす”というシャレになっており、澪標という言葉自体が、恋する相手のために身を捧げる、という意味にもなっている。
前の歌と同じく、難波を舞台に、激しい恋の思いを歌っている。難波という土地には、そうしたイメージがあったのだろう。
冒頭の、わび、という表現は、後世の侘び、とはかなり意味が違っている。
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