ひとはいさ こころもしらず ふるさとは はなぞむかしの かににほひける
故郷(奈良の都)は、花のにおいも昔とは変わっていないのに、人の心は、どうでしょうか?(変わってしまった)
人の心の変わり身の早さを皮肉った、ウィットの効いた名句。
しかし、よくよく見てみると、かなりいろいろなことを、考えさせられる。
花は、毎年枯れて、翌年新しい花が咲く。しかし、そのにおいは変わらない。
奈良の都に花が咲いている風景、そこに香る、花の香りは変わらない。
人は、年をとるとはいえ、表面的には同じ人間で、しかし、その中味である心が変わってしまう。
しかし、その感じ方は個人差がある。相手の心は変わっていなくても、こちらの受け取りが方が変わると、心が変わってしまったようにも思える。
果たして、本当に変わってしまったのは、相手の心なのか、故郷の景色なのか、それとも、自分自身なのか?
うーん。単純に歌のウィットを楽しんでいるだけの方が、良さそうだ。
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