なにわがた みじかきあしの ふしのまも あはでこのよを すぐしてよとや
前半で情景を歌い、後半に心情を歌っている。
その間にある、葦の節の間、という部分が、両者をつなぐ役割を果たしている。
難波潟に、葦が一面に広がっている広陵とした雰囲気が、後半の、会ってくれない恋人を恨んでいる、読み手の心の悲しさを、より強調している。
密集している葦の間、ということは、ほんのわずかな間、という意味合いで、その短い時間でさえ会ってくれない、という恋の恨み節。
どうやって、この世を過ごしていけばいいのか・・・
技巧的には、かなり高度な歌だ。
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